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ノマドワーカーがカフェで働くのはなぜ?適した職種や働く意味を解説します

最近、カフェという場が読書や友人との談笑の場だけでなく、仕事場として利用する「ノマドワーカー」の存在が多くなってきました。
この記事では、ノマドワーカーの解説として働く人々の職種やなぜ公共の場を活用するのかをお話します。

ノマドワーカーとは?

そもそもノマドワーカーとはパソコンやタブレットを使い、会社の環境にとらわれずにカフェやコワーキングスペース、図書館などを利用して働く人達のことをいいます。
語源は英語の「nomad」(遊牧民)という意味から来ており、作業場を特定の場所に持たず転々とする様子がそれと似ているところからきています。
日本での火付け役は、「安藤美冬」という元集英社社員が自由な働き方の一つとしてメディアに取り上げられたことで広まりました。

ノマドワーカーで多い業種とは?

ノマドワーカーとして働く人は、会社に属さないフリーランス、または常に人と接する機会が社外で多く行動範囲が社内でいるより広い人がノマドワーカーとして働きます。
以下のような職業の人がノマドワーカーとして多いとされています。

ライター、ブロガー、インスタグラマー

文章を書く事を生業とするライターは、Webや現地の調査が必要なため、会社を拠点とするよりも、カフェやコワーキングスペースを利用してすぐに執筆作業ができる事が求められるため利用する人が多いようです。
また、ライター同様に、ブロガー、インスタグラマーはアフィリエイターやソーシャルでの拡散といった新鮮な情報が求められます。
現地での調査を起点とした時には、話題性のあるスポットへの移動のしやすさが重要となってくる職種です。

プログラマー、エンジニア

ITに携わるエンジニアやプログラマーはパソコンにコミュニケーションツールと開発ツールさえあればWebを駆使して働けことができるので、場所だけでなく国や分野に捕らわれないブリッジエンジニアなど、幅広い活動ができているのがこの職種です。

デザイナー

デザイナーは紙からWebまで様々な分野がありますが、フリーランスとして働いていた場合、クライアントからの急ぎの仕事が求められる場合があります。
クオリティスキルが必要な職種のためリソースの確保が鍵となるため、要望にすぐさま対応できるよう素早い作業が重宝されます。

ノマドワーカーとして働くメリットは「低予算」であること

例えばコワーキングスペースを利用する場合は、低予算でFAXやプリンター、短期間でなら居住スペースなどが確保できるなど働くための環境が整っていることがメリットです。
施設を利用している同士で新たなコネクションも形成できる可能性があり、
様々な職種や目的を持つ人が一つの空間で働ける場として有効な場であるといえるでしょう。

クラウドをはじめとしたWi-Fi設備の整ったネットワーク環境だけ必要であるなら、コワーキングスペースより、より安価で利用することができるカフェを利用すべきでしょう。
ノマドという文化が流行りだしたことで「電源カフェ」というお店のカテゴリーまでできているので、コーヒー一杯300円で十分な電源を確保することができます。
さらに、店内に流れるBGMや会話は適度な雑音として集中力の増す効果があるとされています。
パソコンだけでの短時間で集中したい時にはコワーキングスペースより最適です。

まとめ

ノマドワーカーは会社という組織に縛られることがないので、業務効率化を自分で考慮し行動をしないといけませんが、マネジメント管理さえできていれば、自由で己のスキルを十分に発揮した仕事をすることができます。
職種を観点としたとき、こうした働き方があるということを自身の新たな可能性の一歩として考えてはいかがでしょうか。

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